上越市にお住まいのT様。ご家族が車いすでの生活を余儀なくされ、「車いすでも快適に気持ちよく過ごせる」をコンセプトに素敵なリフォームが完成しました。
今までは手前の居間と奥の台所が分かれていましたが、ひと続きに。車いすでの移動もらくらくです。
キッチン前のカウンターでは車いすでそのまま食卓に付けます。冷蔵庫前も広く設計し、家族の誰もが好きな
ものを出し入れ出来ます。
玄関脇に外からスロープを設け、外からの出入りを楽に。リビングの出入り口はどちらからも開ける引き戸を
採用。写真は旦那様が撮られたもの。
寝室脇にトイレを設置。ベッドからそのままベンチ伝いにトイレに入り、戸を閉めることも出来ます。
プライバシーを確保しながら好きな時にトイレを利用することが出来ます。
左側の写真が脱衣室の入口。一部を除いてほぼ引戸で開口を広く設計。ユニットバスは湯船に入らなくても
温まることが出来るシャワードバスを採用。手すりも付け楽にバスライフを楽しむことが出来ます。
洗面化粧台は車いすでも足元がゆったり楽に使えるものを採用。通常は蛇口が左右反対なのですが、旦那様が使いやすい方にレバーを変更しました。今では一人で洗面や歯磨きも自由にすることができるそうです。
ご依頼を受けてから、まずじっくりとお施主様とお話しをさせていただきました。今回は特に車いすで自由に生活が出来る事が何をおいても最優先。そしてご家族の方も安心してそれぞれが生活を楽しく生き生きとされることが出来たらと想像をしながらプランさせていただきました。(担当:青柳)